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石川県小松市中海地区浸水家屋復旧支援活動 2022.9.9-9.11

2022-9/9-11  石川県小松市中海

 

4陣 9-10日4名  11日6名

 

まち活かなざわの奥村さん、チームふじさん、にしやんチームと連携しての活動。

1日目

大引まであと10センチ程のところまでの床下浸水だった大きなお家2軒がL字に繋がった構造。泥の堆積は薄くほぼ乾燥しているものの、通風口に近い南向きの束柱も50%以上の含水率でした。

床の開口部を広げる作業をにしやんチームがしてくれてる間に動線を考えながら養生をし突入。

基礎の入り組んだところ、北西の角の部分等、未乾燥の部分がありました。

撤去できるものは撤去し進み、一部の未乾燥部分を残し泥出しは完了。

送風機の位置を変えて乾燥を促し翌日の作業に備える。

 

2日目

未乾燥だったところの泥出し、ブラッシング。

泥出し1名でブラッシングに3名の配置。作業漏れの無い様に声かけをしながら1方向に仕上げていきました。

ブラッシング終了後、通風口、犬走りの清掃。

お昼に完了。

お昼休みにビニールハウス内の堆積泥の撤去をされてみえるチーム愛と感謝の現場にも行き、筒井さんとも情報交換。

午後からはチームにしやんのところにお手伝い。フローリング下の合板剥がしのための釘抜きをさせていただきました。

途中 社協さん、支援Pさんがみえてお話もでき、作業終了後に藤野さんと一緒にVCへ行き会長へのご挨拶も済ませる事ができました。

また千里浜帰りの阪野さんが差し入れを持って寄ってくださり、美味しいおやつタイムになりました。ありがとうございました😊

 

3日目

決壊現場近くで和室エリアの修繕に明日から大工さんがみえるというタイミング。

2階で生活されキッチンは現在も使用中。

堆積泥は厚さ10センチ 開口部に近いところは乾き過ぎで硬く固着、奥は泥臭が残るウェットな状況。地盤がフラットでは無く奥に行くほど狭くなっており、改装された時にベタ基礎にされた部分やコンクリートブロックの基礎が立ち上がっているところもあり、狭いところに対応できるメンバーと道具を改良して対処。

付着物も多かったのでブラッシングも実施。

慣れた力強い地上班のおかげで大量の泥をスムーズに所定の位置まで出すことができ道具出し等床下の作業も効率よくできました。

キッチンの壁中の濡れた断熱材は生活中のキッチンということで、小さく開けて取りだし、石膏ボード裏の状況を見ていただき危険性をお伝えして少しだけ時間稼ぎができるようにカビの処理をして塞いだ後に目貼りをしてきました。

お家の方にも喜んでいただけ、和室の床板あげをしたボランティアさんからその後の状況の確認を託されていたお家でしたので、実際に対応できて安心してもいただけそうです。

 

お世話になった皆様。ご一緒してくださった皆様。ご支援くださった皆様。ありがとうございました!

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コメント: 1
  • #1

    ノビタ (火曜日, 13 9月 2022 18:26)

    アキュテック稲元さんの活躍場所ですね?モグラで溝堀基礎の下にパイプジャッキで水平出し。載荷のバランスで水平とパイプの貫入で調整する。事例は稲元様に聞けばわかるでしょう。地盤は傾斜測定で確認する必要がありますね?